Friday, April 12, 2013

BLUE NOTE TOKYO

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 きゃー!Allen Stone was here in Tokyo with us!! 4/5 @BLUE NOTE TOKYO

待望のAllen Stone初来日!!Blue Noteの2daysの2日目2nd showに学割半額チケット自由席で入場。
しかし自由席が異常に人気でほぼ空いていなかった。指定席の一番前の席が空いていたので、+2000yenでそこに移動しちゃった。でもこれが大正解だった!パフォーマーが目の前を通る席だったの!きゃーーーもう何回ハイタッチしたことか!
showの内容はAllenのお馴染みの曲ばかりだった。中でも彼の〝IS THISLOVE″ のカヴァーはやばかったね、もう心酔しちゃった。
全体的な感想としては、ノリノリの曲ばっかで本人たちも疲れちゃわない??と心配しちゃうほど、ノリの良い曲ばかりだった気がした。すっごい楽しかったけど、もう少ししっとり聴かせる曲、例えばUnawareとかをしっとりgroovyに演奏してくれてもよかった気がする。でもなんかその夜の雰囲気がノリを求めていたのも事実。

まとめ

→とにかくライヴはもっと行くべき!音楽は(芸術全般そうだけど)何度も再生可能な音源から聴くのと、その時だけの音を生で全身で感じて聴くのでは、まったく別のもの。

→Allen Stone聴いてて本当に思うのは、彼のfeeling/groove感ってほんっとすごい。逆に彼の音楽はそれによってしか成り立ってない気がする。言っちゃえばノリが究極的にいいだけ。(ちょっと言い過ぎだけど。)彼が感じている空気感をそのままgroovyに表現している、それが彼の音楽の一番の強みだと思った。

→Allen Stoneは生の方がかっこいい!(笑










最後におまけ。
show終了後の写真撮影会にて。Allenとちょっと話せたの!omg!

Wednesday, April 10, 2013

Les Amants du Pont-Neuf /ポンヌフの恋人

2013. 4. 5

まずはユーロスペースにてレオス・カラックス監督の「ポンヌフの恋人」鑑賞♪
お客さん変な人多かったね。笑
Anyways!!とても強烈な映画でした。映像がともかく強烈。音楽との融合が素晴らしい。このフィルムを映画館で見る事のできた私はほんとに幸運。見ていて強よすぎて目を背けたくなるシーンがいくつもあった。スクリーン上のはずなのに痛みが伝わってきて耐えられなくて。(一番前のシートだったから?笑)でも目に焼き付けたくなる、というか焼き付く素敵なシーンもいっぱいあった。特にポンヌフの上でアレックスとミシェルがボウイの曲でダンスするシーン、水上スキーのシーン、美術館に忍び込みろうそくの灯りで食い入るように絵を見るシーンetc。。。とにかく濃厚な2時間弱。でもどうしてもエンディングが切り離されているというか、何だか違和感を覚えて。結局2人は川に落ちてから船に助けられ、河口のまちを目指すハッピーエンドなんだけど、私的には例えば、アレックスは川から上がりミシェルを探すけど、彼女は二度と上がってこなかったとか、2人が水中で抱き合って結局生死は曖昧にして終わるとかそういったたぐいの方がしっくりくる気がして、それで何だか気になって図書館にあった「レオス・カラックス」という鈴木布美子さんのインタビュー本を今読んでいるの。そしたらやっぱりカラックスはもともとアンハッピーエンドを3バージョンも用意していたんだって。でも当時付き合っていた主演のジュリエット・ビノシュがハッピーエンドを強く望んだから彼女へのプレゼントのつもりでこのようにしたとか。さすが愛優先のフランス人!!笑
本の中でもカラックス監督の語る言葉が何だか忘れられなくて、以下quoteします。

”僕は貧しさを恋愛状態のメタファーとして使った。アレックスは愛を一度も知らないし、愛を望んだことすらない若者なんだ。誰かを愛する人間は、裸でむきだしのままだ。住居も、電話も、ファックスも、テレビも、もはやその人にとってはなんの助けにもならない。これは僕たち自身の貧しさ、僕たちの内なる浮浪者についての映画であり、貧困や浮浪者そのものについての映画ではないんだ。”